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干支暦推命法の我が国における歴史
明治に入ると、奈良時代より使われてきた旧暦をグレゴリオ暦に改暦、文明開化の流れの中で神仏分離政策、廃仏毀釈など、古来より伝わる日本人の思想体系である陰陽五行の考え方を廃却しました。その後戦乱の動乱を経て、この理論が再び注目を浴びるようになったのは、戦後になってからになります。
第二次世界大戦後、中国では共産党国家が樹立、毛沢東による知識階級の弾圧により、多くの儒学者・暦学者などの知識人が、古代より中国王朝が門外不出の秘儀の学問とされてきた《推命学》の知識を携え亡命、台湾・香港・シンガポールなど東アジア文化圏全体に分布され、華僑ビジネスを支えるコンサルタント技術として活用されています。
我が国へは、戦後、大陸からの亡命者や邦人引揚者を介して伝わりました。四柱推命、算命学、九星気学という名称で知られている学問は、日本独自の名称で、干支暦推命法・子平法をベースに編纂された学問です。その後、1960年代から占いや手相のベストセラー本が相次ぎ、1970年代に入ると女性誌で始めて星占いの特集を「アンアン」が特集されました。1973年は「ノストラダムスの大予言」などブームは続き、《中国占星術》《天中殺》《大殺界》《動物占い》などで、推命学の一部が活用され、ブームになりましたがその全体理論は中国に古くから伝わる術数法に基づいて構築されたとても難儀なものになります。
我々は、算命学の第一人者清水南穂先生の指導のもと、18年以上かけてこの難解な問題に取り組み、IT化に取り組みました。この知識を正式に有するものが、プログラミングの専門家とタグを組み永い年月をかけて構築されたものがUNGAレポートです。
しっかりとした理論で構築された但しい運命学を伝えたい。
手元に置いて戴くことで、本当に必要な時をサポートしたい。
中国干支暦推命法は、永い勉強と計算力と暗記力、及び数多くの経験が必要で、その修験者のみが「信頼おける鑑定士」として社会から許されてきたという背景があります。そのような存在であるため多くの人に対応することも出来ず、また、信頼おける鑑定士は非常に少数なため、当然高額でもあります。
しかし、西洋の心理学に基づくカウンセリング法やコーチイングなどは東洋の人のこころに馴染みにくく、その影響から、我が国では先進国の中でも突出して精神医療分野が遅れています。
私たちは、3500年の古き時代から東洋の心理学として論理体系化がされているこの文化こそ、日本人に適したカウンセリング法であると考えます。
故にそのこの理論を手軽に安心して多くの人に届けたいという想いから、UNGAレポートを開発しました。